ベーシックコースで使うScratchは、日本語で命令の書かれたブロックをパズルのように組み合わせながら、マウス操作だけでプログラミングができる言語です。主に、小学生・中学生向けの教材で、2020年に必修化された小学校のプログラミング教育でも、多く使われています。
画面上に並べるブロックの色や形で機能を理解でき、細かい構文の知識がなくとも、直感的にプログラミングの大まかな流れを学ぶことができます。
ベーシックコースでは、前段のプライマリーコースに比べ、より具体的で幅広い内容を学習します。作成したゲームを自分なりに改造し、ときにはゼロから新しい作品を作り上げ、同じコースの同年代の生徒と交流をすることも。
また、自分の作品をプレゼンするなど、アウトプットの練習も行います。 「人前でしゃべるのが苦手だった子が、楽しそうにしゃべっている」「ぜんぜん人に興味がないと思っていた子が、年下の子に教えているのを見て驚いた」といった、ポジティブな変化を実感される保護者の方も少なくありません。
ゲームで「遊ぶ」ことから、ゲームを「作る」ことに興味の比重が移り、プログラミングを勉強する仲間との交流を通して人間的にも成長できる点が、ベーシックコースの魅力です。